新年明けましておめでとうございます
皆さま、新年明けましておめでとうございます。2020年は東京オリンピック•パラリンピックもあり、日本中が盛り上がりそうですね。8団もオリパラと重なる夏のキャンプを今年はさけ、冬のキャンプを予定しています。そして、
日本のガールスカウト運動も今年、100周年を迎えます。
ガールスカウトは、変わらずに繋がれる創始者や先人の思いを大切にしながら、今日的課題に取り組み続けることで、少女たちが自分で自分の未来を選択できるよう活動しています。
2020年も、8団ファミリー皆が笑顔で、仲良く進んでいきたいと思っております。今年もどうぞよろしくお願いいたします!
ガールスカウト日本連盟会長の新年のメッセージです。
【会長ご挨拶】
Girl Scouts of Japan; We are committed to stand strong against Gender Inequality and Gender Biases to achieve SDGs5
ガールスカウトは、「持続可能な開発目標(SDGs)の目標5:ジェンダー平等を実現しよう」に取り組んでいます。
2019年末、100年もの長きにわたり女性のエンパワメントに取り組んできた私たちガールスカウトにとって、とてもショックなデータが発表されました。
World Economic Forumがとりまとめた「Global Gender Gap Report 2020」において、日本のジェンダー・ギャップ指数が世界153カ国のうち121位という大変残念な現状であることが明らかになったのです。もともと低かった2018年の110位からも、大きく順位を下げて、過去最低の記録となりました。日本で取り組みが進んでいないわけではありませんが、変革のスピードにおいて世界各国から大きく後れを取っています。
今回の評価の主な原因は二つ。政治の世界での女性のエンパワメントが進んでいないこと(144位)、そして経済活動への参加の低さや経済格差が大きいこと(115位)です。教育や健康面でのギャップが相対的に小さいのと比較し、この大きな格差は、今すぐ取り組まねばならない深刻な問題です。
格差の原因を要素分析して、その根源的な解決を図る必要がありますが、そのうちの一つには、日本社会に根深くしみついているジェンダー・バイアスがあるのではないでしょうか。政治参加についても経済活動におけるリーダーシップにしても、男性だけでなく、女性自身がジェンダー・バイアスに束縛され、自分の将来の職業や人生の選択を自由に描けておらず、自己実現の機会が限定され、政治や経済において十分なリーダーシップが発揮できていないのが今の日本の現実です。
2020年、私たちガールスカウトは、「目標5:ジェンダー平等を実現しよう」への取り組みを通じて、変革の先頭にたってアクションを起こし、真の男女平等の実現まであと100年かかるといわれている現状に、勇気をもってチャレンジしていく決意です。
ガールスカウト日本連盟会長 和田照子
年末集会 その3
1月11日(土)ジュニア
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